ART6008
大四紋神「青龍」Lucky totem w/Dragon
青龍とは
東を守護する聖獣で、姿は通常の龍と変わらなく、青い色をしています。
平安後期の説話集「古今物語集」には、夢殿にこもって聖徳太子の魂だけが青龍に乗って中国に渡り、仏教の経典を取って来たという話があります。
対応するのは
色では青、季節では春、五行では木、方位では東、
臓器では肝臓、食べ物では酸っぱいもの、環境では川。
●東を守護する聖獣で、四聖獣の一つです。
★四神とは
四神とは中国神話に登場する、世界の四方向を守る聖獣のことです。
四霊獣(龍、鳳凰、麒麟、亀)に数えられているものもいますね。
東の青龍、南の朱雀、西の白虎、北の玄武といい、それぞれ川、海、道、山などに対応します。
★四神の歴史
四神の起源は周代には存在していたが、四神の姿が定まり盛行したのは漢代の頃で、そのころ役割も定まったといわれています。青龍と白虎は天の精を得たり、四方の方角を司る働きがあり、朱雀と玄武は天の星を象っていて、陰陽を順調にする働きがあるという説もあります。
中国だけでなく、日本にも四神の考えは広まっていて、平安京などの遷都のほか、奈良県で発見された高松塚古墳やキトラ古墳の壁画に四神図(四神相応図)があります。